【雑記】日本人初フリッツ・ハンセンデザイナー 紺野弘通氏のRIN Chair

RIN Chair designed by Hiromichi Konno

アルネ・ヤコブセンのセブンチェア、ピート・ハインのスーパー楕円テーブルなど世界中で愛されるデザイン家具を世に送り出す老舗Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)の日本人初のデザイナーとなった紺野弘通氏の「RIN Chair」がお目見えしました。

“RIN”とはりりしさを表す「凛」と一輪の花の「輪」から来ています。ネーミングからうかがえるようにそのフォルムと佇まいは印象的で、エレガントな美しさを湛えています。

紺野氏ご自身が語る「RIN Chair」については以下より。


いや~、もうコメントが如何にもデキるデザイナーさんという感じです。『鳥が巣を作るようなデザインプロセス』、ちょっと凡人には想像もつきませんが、知識や情報よりも感性に頼ったり、自然からのインスピレーションを得るというのは、このIT全盛の時代においてちょっと気に留めておきたい姿勢ですね。

RIN Chair designed by Hiromichi Konno

この椅子の特長でもあるサイドに開けられた穴は、持ち運びの実用性や座ったときしっくりくる手の置き位置などが計算されてデザインされたもので、見た目の美しさだけでなく、機能美も追求されたものとなっています。

そのシンプルでミニマルなデザインは、いろんなシーンと相性よく溶け込んでくれそうです。

フリッツ・ハンセンのデザインディレクターのお墨付きコメントもありましたし、次のフリ・ハンを代表する一脚となりそうな予感がします。早く世界中のいろんな場面でお見かけすることを期待しております。(見かけたら即効座っちゃいます!)

2011年9月追記
ヤマギワインテリアさんでRIN chairが販売中です。