着座した時の腰回りが涼し気な南国を思わせるピーニャチェア。
ブランド:MAGIS(イタリア)、デザイナー:ハイメ・アジョン(スペイン)というヨーロピア―んな組み合わせにして、ワイヤー部分にどこか懐かしい銭湯の風呂かご的ジャパニーズを見てしまいました。
閑話休題。このチェア本来のテーマはピニャ・コラーダでお馴染み、「パイナップル」という意味を持つスペイン語Pina(ピーニャ)。
プロダクトとしての完成度を高めるのに大半のエネルギーは注がれますが、どこに着想を得るかはまったくもって自由だなと気付かされる一作。
「もしもこれが椅子だったら…」「もしもあれが机だったら…」というもしもシリーズで意外な発見があるかもしれません。