UK在住の家具・プロダクトデザイナーのウィリアム・ウォーレン氏のセルフプロジェクト「Shelves for life(一生ものの棚)」。
なんとこの棚使用後?は分解し、棺桶(洋型)として組み替えられるようになっています。
人は自分の持ち物に思い出などを結びつけ、時に感傷的になり物への執着を強めたりするものです。「あ~、思い出がありすぎて捨てられない…」ってやつですね(片付けや引越しの時には厄介な感情です)
この棚=“棺桶になる”、つまり暗に「生死」というメッセージを発することで感情にペーソスを呼び起こさせ、持ち物との結びつきをさらに増幅させ、長く使ってもらおうという狙いがあるようです。形を変えた“MOTTAINAI”精神なんでしょうか…
と、ふと部屋にある棚の上の物に目をやると、食べかけのポテトチップスの袋が・・・これは捨てよう。
- Shelves for Life[LONDON metropolitan university]